介護現場をよくする研究&活動 通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2021/04/29(木) 09:30 | 【財政制度分科会/区分支給限度額など踏み込んだ内容に】介護現場をよくする研究&活動 通信 第147号 |
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【財政制度分科会/区分支給限度額など踏み込んだ内容に】
介護現場をよくする研究&活動 通信 第147号
https://www.appare-kaigo.com/
2021.4.30
天晴れ介護サービス総合教育研究所 榊原宏昌
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※本メールは、以前に名刺交換をさせて頂いたり、
HPやブログを通じてお問い合わせを頂いた方にお送りしておりま
※配信の解除につきましては、本メールの文末より行って頂けます
お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
こんにちは。
天晴れ介護サービス総合教育研究所の榊原です。
「介護現場をよくする研究&活動 通信」。
今日は第147号をお送りしております。
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◆目次◆
1.今週の活動と気付き
2.注目のニュース
3.セミナー・イベント情報
4.ピックアップ情報
5.天晴れライブラリー・名言のご紹介
編集後記
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2021年介護報酬改定セミナー第1~4弾、動画配信中!
告示・解釈通知・Q&Aの全解説セミナーの動画です
法人内研修等でお役立て下さい!
https://www.appare-kaigo.com/1
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┗┛ 1.今週の活動と気付き
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■先日の工藤さんとの対談LIVEを終えて・・・
介護職でコミュニケーションの専門家である工藤由美さんとの対談
工藤さん自身の困りごと、解決したい課題があって、
そのために無数の工夫と試行錯誤をしてきた一端が垣間見えたライ
工藤さん、尻上がりに本領を発揮されたように思いますので(笑)
個人的には中盤から終盤が必見!です。
https://www.youtube.com/watch?
※コメント欄の熱を感じたい方は、facebookの方からご覧
工藤さんの魅力の一つは、
こうした自身の苦労から身につけたコミュニケーションの方法は「
誰でも練習すれば身につけることができる、というところだと思い
天性のもの、と思われがちなので、
身につけることのできる技術でありスキルだと分かれば、
頑張る気も起きるのでは、と思うのですね。
ただ、昨晩のライブで改めて気付きましたが、
技術やスキルだけが単独で存在し、効果を発揮するということは少
つまり、解決したい課題があり、実現したいvisionがあって
それがあるからこそ技術が効果を発揮する、ということです。
課題がない人に技術を与えても、どう使ってよいか分からない、
使いこなせない、ということになってしまうなあ、ということでし
このあたりは、年度末に収録した
「成果につながる!姿勢とノウハウ」(介護現場をよくする不定期
よかったらご覧下さいませ。
https://www.youtube.com/watch?
当たり前のようなお話なのですが、
この「姿勢」に課題がある人は結構いるものだと思うので、
自分自身への自戒も込めて、お話させて頂いた内容です(^^)/
今週は前田さん、工藤さんと、ビッグな対談が2つ続きましたが、
やはり、人との化学反応は面白いですね!
まだまだ学ぶことがたくさんあるなあ・・・!と嬉しくもなりまし
■日々の活動はfacebookやコラムに毎日書いています!
お時間のある時にでもご覧下さい。
facebook:https://www.facebook.
コラム: https://mbp-japan.com/aichi/ap
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┗┛ 2.注目のニュース
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■財政制度分科会(令和3年4月15日開催)より(その2)
◆地域支援事業(介護予防・日常生活支援総合事業)のあり方の見
○ 地域支援事業の介護予防・日常生活支援総合事業は、
各自治体が高齢者の伸び率を勘案した事業費の上限内で事業を実施
その枠内で交付金を措置する仕組みとしているが、厚労省が定める
「一定の特殊事情」がある場合には、個別の判断により事業費が上
交付金の措置を認めることとされている。
○ 「一定の特殊事情」の判断要件として
「費用の伸びが一時的に高くなるが、住民主体の取組等が確実に促
費用の伸びが低減していく見込みである場合」とされているが、
相当数の保険者が3年連続で上限を超過している。
また、「介護予防に効果的なプログラムを新たに導入する場合」を
当該要件を充足する場合として例示されているケースもエビデンス
更に、判断要件が例示であり、例示以外の理由での申請も認めてい
単なる事業量や利用者数の増加等を理由とした申請が相当数行われ
「一定の特殊事情」として認めがたい、こうした申請も含めて全て
○ 上限が機能せず、形骸化しており、
重要な制度改革の根幹がこのような運用となっていることは看過で
上限超過を厳しく抑制すべき。
◆区分支給限度額のあり方の見直し
○ 介護サービスは生活に密接に関連し利用に歯止めが利きにくいこと
制度創設時に、「高齢者は介護の必要度に応じて設定された介護給
自らの判断と選択により実際に利用したサービスについて
保険給付を受けることができることとすることが適当である」
(「高齢者介護保険制度の創設について(1996)」)
要介護度ごとに区分支給限度額が設定された。
○ しかしながら、制度創設以降、様々な政策上の配慮を理由に、
区分支給限度額の対象外に位置付けられている加算が増加。
○ 制度創設時に企図したように、
設定された限度額の範囲内で給付を受けることを徹底すべきであり
居宅における生活の継続の支援を目的とした加算をはじめ、
加算の区分支給限度額の例外措置を見直すべき。
◆居宅サービスについての保険者等の関与のあり方
○ 居宅サービスについては、制度創設以来、事業所数が大きく増加。
また、居宅サービスが充実する中で、訪問介護や通所介護の一人当
全国平均と比べて極めて高い水準となっている地域もある。
〇居宅サービスのうち、訪問介護・通所介護・短期入所生活介護に
市町村は、都道府県に事前協議を申し入れ、その協議結果に基づき
都道府県が指定拒否等を行う枠組み(「市町村協議制」)があるが
あくまで定期巡回サービス等を普及させる観点から、
競合する訪問介護等の一部サービスを指定拒否できることとされて
同様に、市町村が指定権者である地域密着型通所介護についても、
あくまで定期巡回サービス等を普及させる観点から指定拒否ができ
○ 定期巡回サービス等の創設から約10年以上経過し、
サービスの普及が進んでいることも踏まえ、
自治体がより積極的に地域のサービス供給量をコントロールするた
全サービスの居宅サービス事業者及び地域密着型通所介護の指定に
定期巡回サービス等の普及の観点にかかわらず、
サービス見込み量を超えた場合に、
市町村が都道府県への事前協議の申し入れや指定拒否ができるよう
また、都道府県及び市町村がより積極的に制度を活用できるよう、
国はガイドラインや取組例の発出等の支援を行うべき。
◆軽度者に対する居宅療養管理指導サービス等の給付の適正化
○ 近年、居宅療養管理指導・訪問看護・訪問リハビリテーションとい
医療系の居宅系サービス費用が、総費用や要介護者数の伸びを大き
○ 居宅療養管理指導等のサービスは、
原則、「通院が困難な利用者」に対して給付することとされている
近年、軽度者(要支援1・2、要介護1・2)の費用の伸びが顕著
実態として「通院が困難な利用者」へのサービス提供となっている
○ 例えば、居宅療養管理指導については、
薬局の薬剤師による軽度者へのサービス費用が大きく増加している
「必要以上に居宅療養管理指導を利用するプランを作成した」ケア
一定数いることが確認されており、
「少なくとも独歩で家族・介助者等の助けを借りずに通院ができる
居宅療養管理指導費は算定できない」と算定要件が明確化されたこ
算定要件を満たす請求のみが適切に行われるようにすべき。
◆介護施設・事業所等の経営状況の把握
○ 介護及び障害福祉サービス等事業者は、
法令上、サービス提供内容等の運営情報について都道府県に報告を
都道府県は、厚労省が設置する「介護サービス情報公表システム」
「障害福祉サービス等情報検索」で報告を受けた内容を公表するこ
○ このうち、障害福祉サービス等については、
すべての法人について、「事業所等の財務状況」の都道府県への報
「障害福祉サービス等情報検索」における公表が法令上義務化され
介護サービスについては、法令上何ら規定がなく、公表が義務化さ
○ このため、介護サービスについても法令改正を行い、
財務諸表等の財務状況の報告・公表を義務化し、
介護施設・事業所の経営状況の「見える化」を推進すべき。
また、障害福祉サービス等については、法令上、報告・公表が義務
「障害福祉サービス等情報検索」での財務状況の公表が低調である
法令に従い、財務状況を公表するように徹底すべき。
■「介護現場をよくする不定期ライブ」YouTubeでも配信中
https://www.youtube.com/channe
・介護の専門性と科学的介護
・ケアプランの様式・記載要領の改正
・対談シリーズ「サ高住運営の方向性/介護報酬改定と現場のやり
・自著紹介シリーズ①「介護業務管理と人材育成」
・ 成果につながる!姿勢とノウハウ
・新人職員の受け入れ時のポイント
・自立支援促進加算、衝撃の内容!
・ケアマネジャー更新研修で得られるものとは?
・入浴介助加算をICFで考える
・介護現場リーダー3つの論点
・科学的介護の基本の「キ」
・生き残る法人とは?LIFEデータ 活用とは?
・「LIFE導入の流れと考えられる効果・懸念」
・介護事業所の業務とは?求められる研修とは?
・2021年介護報酬改定 変化にどう向き合う?
・法人の教育研修費の全国平均は?受けたい研修とは?
・コロナ対応を振り返って~法人・事業所が求められることとは?
・2021年介護報酬改定をどう考えるか?
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┗┛ 3.セミナー・イベント情報
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オープンのセミナー・イベントについてお知らせします。
延期のものもありますので、ご確認お願いします。
https://mbp-japan.com/aichi/ap
・5月8日(土)【オンライン】介護現場リーダーの3つの論点②
https://www.appare-kaigo.com/z
・5月8日(土)【オンライン】法人向けプログラム活用オリエン
https://www.appare-kaigo.com/z
・5月8日(土)【オンライン】相談援助職・リーダーのための説
https://www.appare-kaigo.com/z
・5月17日(月)【オンライン】ケアマネジャー受験対策「導入
https://www.appare-kaigo.com/z
・5月26日(水)【オンライン】管理職のためのコミュニケーシ
https://www.appare-kaigo.com/z
・5月26日(水)【オンライン】法人向けプログラム会員限定「
https://www.appare-kaigo.com/z
・5月26日(水)【オンライン】相談援助職・リーダーのための
https://www.appare-kaigo.com/z
・5月31日(月)【オンライン】ケアマネジャー受験対策「保健
https://www.appare-kaigo.com/z
※弊社主催のオンラインセミナーについては、
クレジットカード決済でしたら直前まで受け付けておりますが、
銀行振込の場合は3日前が申込期限となりますのでご注意下さいま
■過去のセミナーも含めて、一覧で見たい方はこちらからどうぞ
https://mbp-japan.com/aichi/ap
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┗┛ 4.ピックアップ情報
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■介護報酬改定、Q&Aが続々発出されております!
3月19日発出:令和3年度介護報酬改定Q&A(Vol.1)2
3月23日発出:令和3年度介護報酬改定Q&A(Vol.2) 44問
3月26日発出:令和3年度介護報酬改定Q&A(Vol.3) 127問
3月29日発出:令和3年度介護報酬改定Q&A(Vol.4) 38問
4月9日発出:令和3年度介護報酬改定Q&A(Vol.5) 7問
4月15日発出:令和3年度介護報酬改定Q&A(Vol.6)4
4月21日発出:令和3年度介護報酬改定Q&A(Vol.7)2
4月23日発出:令和3年度介護報酬改定Q&A(Vol.8)6
合計253問
20日には、改定セミナー第4弾となる
Q&A全解説セミナーも無事終了しました!
https://www.appare-kaigo.com/1
■2020年5月~2021年4月の終了分についても、動画配信
https://www.appare-kaigo.com/z
詳しくはこちらよりご覧下さいませ。
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┗┛ 5.天晴れライブラリー・名言のご紹介
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◆高口光子著
「リーダーのためのケア技術論」(関西看護出版)より
自分ができることを本当にしているかということが問題になってき
そして、できないときにはしかるべき援助を受けるということです
意地、見栄、体裁、行きがかり、思いつき、甘え、もたれ合い
などを越えて正しい援助を受けるということです。
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【コメント】
このあたりがすっきりしている方は、
実際の生活も心の状態も、スッキリしてそうですよね。
■毎朝6:30配信のメルマガ「介護の名言」はこちらからどうぞ
https://www.mag2.com/m/0000228
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┗┛ 編集後記
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■天晴れ介護サービスのYouTube、約1か月間の変化です。
1.登録者数:155人増(!)
2.未登録の視聴者:80%→85%
→登録者が増えて、未登録の視聴者の割合も増えているということ
3.男女比:なんと逆転(!)しています。不思議です。
4.年代:幅広くなっているのかな?と思います。
※以上を表で見たい方は以下のブログからどうぞ
https://mbp-japan.com/aichi/ap
facebookライブをただただ無編集であげているだけなので
https://www.youtube.com/.../UC
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~介護現場をよくする研究・活動を行う~
天晴れ介護サービス総合教育研究所 株式会社
代表取締役 榊原宏昌(Sakakibara Hiromasa)
〒492-8435 愛知県稲沢市中之庄町辻畑13番地1
メール:sakakibara1024@gmail.com
◆天晴れ介護サービス総合教育研究所オフィシャルサイト
https://www.appare-kaigo.com/
◆榊原宏昌プロフィール
https://www.appare-kaigo.com/m
◆中央法規、日総研、ナツメ社等の著書一覧
https://www.appare-kaigo.com/b
◆天晴れ介護サービスYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channe
◆介護現場をよくするオンラインセミナー&動画
https://www.appare-kaigo.com/z
◆法人向けオンライン&動画研修プログラム
https://www.appare-kaigo.com/1
◆朝日新聞系列の専門職サイト(毎日ブログを更新しております)
https://mbp-japan.com/aichi/ap
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