トロントより、おはようございます。

 

朝の気温1度 日中も10度にならず寒い一日となりました。

快晴で日差しは強くなってきましたが、気温はなかなか上がりませんね。

 

今日、ゴルフ大会下見でゴルフ場に行きましたが、プレイしている人はほとんどおらず、まだまだ夏は遠い感じです。

 

今日の話題は、先日ご紹介したアライグマさんのお話の続き。

 

 

今週から配られるようになったトロント市支給の生ゴミ用ゴミ箱。

人間の手でしか開けられないようにデザインされているとのことですが、ラジオなどのコメントは悲観的。アライグマさんは、すぐに方法を見つけ出すに違いない!とのコメントが多いようです。

 

そのアライグマ対策ゴミ箱は、これから18ヵ月かけてトロント市全世帯に配給されます。

 

なぜ、こんなことにお金をかけるのか?

トロント市長は、トロントを ”Raccoon Nation"と呼んでおり、今回の対策をthe Great Raccoon Warと位置づけているのだそうです。

 

これまでの経緯は以下の通り。

 

2002年9月17日

トロント市でGreen Bin(生ゴミ用ゴミ箱)の支給が開始されました。

地中に埋めるオーガニックゴミを減らすために導入されたものですが、実はこれがアライグマさんを増やすことになろうとは・・・

アライグマさんは、このGreen Binの中にごちそうが入っていることにすぐに気づきどんどんその数を増やしていきました。

 

2010年7月23日

アライグマの大群が4車線の幹線道路をふさぐ事態発生。

なぜこのような行動をとったのか、専門家も理解できず。

 

2014年8月29日

増え続けるアライグマの駆除対策として、安楽死対策(毒殺?)を行うことの賛否を問う調査で半数以上が賛成となったものの、27%の人は反対との結果。

アライグマさん、結構、好かれているとの見方も。

 

2015年5月25日

トロント市職員の報告書によると、最大の敵は、アライグマさんではなく、人間(市民?)であるとのこと。(なんじゃこりゃ?)

アライグマさんが増えてしまう原因は、Green Bin(生ゴミ用ゴミ箱)から生ゴミがあふれた状態で収集に出されていたり、犬、猫などのペットの餌の残りかすが一緒に捨てられていたりすることが大きいという報告。まさに、これは人間の不注意!

これを減らすことができれば、アライグマさんも減るはず!との結論。

 

2016年3月3日

アライグマさん対策をした鍵のついた新型ゴミ箱にアライグマさんが侵入できるかどうかを検証する実験が行われ、侵入できなかったとするビデオが公開される。

 

そして、今週より、新型ゴミ箱の配給が始まりました。

製造元では、一日1000個のペースで製造しているそうです。

 

さて、効果のほどはどうでしょうか。

 

我が家にも配給されたら、具体的な仕様の写真をご紹介しますね。

 

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