中小・零細企業の売上UPや
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日報コンサルタント、コーチの
髙津 満夫(コウヅ ミツオ)です。
日々「ビジネス・人間関係」が上手くいく
“コミュニケーション・気づき”のブログ
をお届けしています。ご高覧ください。
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今朝は5:30起床。
本日は朝から近畿大学へと
向かうところからスタートしました。
いつぞやに来た生駒祭(学園祭)以来です。
(日本一の志願者数を誇る大学の入り口ですわ)
というのは、例の
「キャリアコンサルタント学科試験の日」
だったんです。もう行って終わってきましたけど。
なんで受験することになったかは以前の
ブログ「キャリア・コンサルアタント資格を」
http://ameblo.jp/mkozu/entry-12232633447.html
に詳しく、経緯を書いてあります。
で、
その試験の会場が近大だったのです。
前回、何とか
技能試験のみ方合格
ということで、今回は学科のみの
受験でした。
僕が受験する団体、
キャリアコンサルティング協議会の
受験会場が、
近畿大学(東大阪)ということでした。
他の仲間は、
日本キャリア開発協会での受験という事で
淀屋橋が、受験会場だったそうです。
で、最終的な結果は7/3の合否発表に
なるんですが、明日には学科試験の解答の
広報があるんです。
ですから、自己採点では
だいたい判るんですけどね。
というか、
受験の感触としては、前回よりも
難しかった印象を持ちました。
(言い訳のネタフリです…)
他のみなさんは、
どうだったでしょうか?
さて、
近畿大学といえば
「近大マグロ」
や
「志願者数日本一」
になっている
というのをご存知でしょうか?
なぜ、
関西の関関同立らではなく、前年まで
4年連続1位だった明治大学よりも378名多く
近畿大学が、
2014年度、志願者数10万5,890人で
「志願者数日本一」に
なったのかということです。
当然、少子化による2018年問題と
言われ、減少に転じている18歳人口は
33万人まで減少すると予測されています。
余計に厳しいのに「なぜ?」ですよね。
やはりそれなりの戦略があったようです。
幾つか挙げてみますと
【広報戦略】
●女子の感性にアピールする
例えば
・女子トイレは男子トイレの2倍の広さ
・レンガづくりの落ち着いたキャンパス
(2013年リクルート調べでは、
キャンパスがきれい関西1位)
・総合社会学部の新設(心理、社会)
・建築学部の新設(インテリアデザイナー、
カラーコーディネーターや空間デザイン)
・目玉施設、英語村E3〔e-cube〕の新設
(英語のみ日本語使用NGの施設)
【慣習の改革】
●2014年、
100%完全ネット出願へ移行
(「エコひいき」広報ネーミング)
・エコロジーとエコノミーをかけたエコ出願
・これにより2,500万円コスト削減と
9,000人増で日本一の志願者数達成
・変化スピードのアップ
【研究と実学による経営】
●近大マグロによる様々な効果
・店舗「近畿大学水産研究所」の出店
(サントリーとコラボで
グランフロント大阪へ出店)
・養殖魚の価値向上とブランド化
【経営とおもてなし精神】
●芸能人プロデュースの入学式
・一生忘れられない入学式づくり
(30%の不本意入学者の退学防止、
いわゆるすべり止め校入学者の定着)
・新入生のやる気を起こさせる場づくり
・知財販売は関西の大学トップの1,603万円
(2012年度、知的財産権、特許等)
・2012年度、私大決算での収益力トップ
純利益相当額113億円
(国立は会計方式は異なるが東大がトップ)
【情報発信力の醸成】
●メディアの効果的な活用
・TV演出による近大マグロvs天然マグロ
(広告効果換算 2億7,667万円相当)
・ニュースリリース数、年間233本で
地方紙掲載117本、掲載率50.2%
(2013年度、関大はリリース数60本)
・近大コメンテーターガイドブックの作成
(各教授の専門・強みの作成・配布で、
学内外での認知度・露出度UP)
など、調べて挙げだすとキリがありません。
でも
大きなきっかけは、2012年に理事長を
離れることになった世耕弘成氏による
世耕弘成氏のウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E8%80%95%E5%BC%98%E6%88%90
指示の
「三つの目標」が
羅針盤となっていました。
1、10年以内に「関関同立」に追いつき、追い越す
2.偏差値や大学のランクで測れない、
次元の違う独自性をもった大学になる
3、世の中の役に立つ大学になる
超近大プロジェクトは、
まだまだ止まらないみたいです。
他との違いによる「強み」を伸ばすことは、
大学経営もビジネスも同じなのだと
よく考えさせられました。
参考書籍
ではでは。
最後まで読んでくれはって
ありがとうございます!
毎日、素晴らしい
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株式会社日報ステーション
http://nippo-st.com/company.html
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●日報ステーション 髙津満夫事務所
【合同会社 髙津満夫事務所 大阪オフィス】
日報コンサルタント、コーチ
代表社員 髙津 満夫 Kozu Mitsuo
・日本メンタルヘルス協会 公認心理カウンセラー
・英ThinkBuzanマインドマップ®インストラクター(TLI)
Email : info@kozu-office.jp
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